![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/9896921A-7098-4D9C-B7D9-FFDE86E6E56C.jpg)
WWDCが終わってかなりたった。
個人的に気になった機能が多かったので、備忘録的にまとめておこうと思う。
それでは、行ってみよ〜
iOS14 デザインの変更は少ないが、印象はガラッと変化
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/Apple_ios14-widgets-redesigned_06222020-443x601.jpg)
おそらく、見た目の印象の変化としては、過去一番だと思う。
Appleは今まで、デザインの変化には積極的だった。
ただ、アプリの表示方式やウィジェットに関しては、あまり変化してこなかった。
今回、その原則が崩れた。
主な点としては
- ホーム画面にウィジェット表示
- App Library機能で、ホーム画面からアプリ追放
- App Clipでミニアプリ
などがある。
今回の目玉は、なんと言ってもウィジェット表示。
Androidでは標準搭載の機能だが、iPhoneでは初めての機能だ。
アプリの使用方法が、ガラッと変わると思うと、今から楽しみだ。
その他にも、App Clipなどは今後の活用次第ではあるが、かなりの良機能になりそう。
その他の機能に関しても、前回の記事で語ったので、そちらを見て欲しい。
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/iphone-410324_1920-300x200.jpg)
しかしまあ、かなりの変化かもしれない。
楽しみだ。
iPadOS14 よりPCに、より便利に、より簡単に
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/apple_ipados14_widgets_062220-745x601.jpg)
iPad OSを総評するとこんな感じだと思う。
結構、日本と関係ない機能もあり、あまり見栄えのない印象。
しかし、便利にはなっている。
主な点としては
- FaceTimeの着信が通知式に
- Apple pencilの図形と手書き文字認識
- ゲームを、マウスやトラックパッドで操作可能に
- Spotlight検索の強化
などがある。
個人的には、FaceTimeの着信などはかなり嬉しい機能だと思う。
その他の機能もいいのだが、Apple pencilの手書き文字認識など、日本には関係ないアップデートも多い。
少し、残念だ。
そのほかに関しても、以前の記事で詳しく語っているので見て欲しい。
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/tablet-1075790_1920-300x200.jpg)
iPadだけで仕事ができる日も近いかも。
Air Pods Pro の自動切り替えは便利そう
発表内容としては薄いと思うが、自動切り替えができるようになった。
今までは、いちいち切り替えをしなければいけなかったが、これかたは自動になるようだ。
突然の着信に、あたふたする必要もなさようだ。
よかったよかった。
プライバシーの強化
AppleはGAFEMの中では、かなりプライバシーに力を入れていると思う。
ただ、「情報を取られない」対策が主になっていた。
それでも構わないと思うのだが、Appleは違ったようだ。
今回から、「どんな情報が取られるか、ユーザーが知ることができる」対策をするようだ。
Safari
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/apple_macos-bigsur_safari_privacyreport_06222020-601x601.jpg)
Safariに関しては、以前からAppleがかなりの対策をしてきたと思う。
主な対策をあげると
- サイト超えトラッキングのブロック(追跡型広告のブロック)
- Cookie情報のブロック
- Apple Payで支払い(導入しているサイトのみではある)
- Appleでログイン
などがある。
ただ、全てのサイトで適用するわけには行かないし、そもそもブロックされては困るものもある。
ただ、今回の対策は今までのものとは違い、特に機能をオフにする必要がない。
その対策とは、トラッキングの可視化だ。
知っている人が多いと思うが、サイトというのは常にトラッキングを行っている。
とは言っても、利用目的などは、きちんと明記されている。
そもそも、サイトの閲覧数を調べるためにもトラッキングは行われている。
ただ、ユーザー側は、どのような情報を提供しているか、わかりにくかった。
今回のSafariのアップデートでは、どのような情報を提供しているか、ひと目でわかるようになる。
セキュリティ意識の変化にもつながるので、いい変化だと思う。
App Store
Safariと同様、アプリも様々な情報を収集している。
と言っても、App Storeで配信されているアプリは、過度の情報収集はしていないと思う。
収集していたとしても、マップで位置情報やLINEで連絡帳にアクセスなどに止まっていると思う。
さらに、それらの情報を端末から取得するときは、必ずユーザーの許可が必要だ。
ただ、この許可の段階まで、アプリがどんな情報を収集しているかは、わかりにくかった。
今回、Appleはそうした問題を解決しようとした。
App Storeで確認できるようにした。
それがこれだ。
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/Apple_ios14-app-privacy-screen_06222020-443x601.jpg)
イメージとしては、食品裏の表示らしい。
確かに、前よりわかりやすいし、ダウンロードする前に確認できるのはありがたい。
あとは、個人のセキュリティ意識だけだ。
WatchOS7 時計からデバイスへ
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/08/Apple-watch-watchos7_06222020-1069x601.jpg)
前回のアップデートでは、デバイスから時計への進化だったと思う。
このときには
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/9896921A-7098-4D9C-B7D9-FFDE86E6E56C.jpg)
ようやくAppleWatchが時計として使える
と言う人もいたくらいだった。
しかし、今回は時計からデバイスへの進化だったと思う。
徐々にApple Watchの位置を決めに行っている感じがあると思う。
いくつかの新機能を紹介すると
- 文字盤の共有
- 睡眠記録
- 睡眠モード
- 自動手洗い検出(コロナ的につけたのだろう。)
などがある。
またまた、以前記事に書いたので、詳しくはこちらを読んで欲しい。
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/smart-watch-821557_1920-300x200.jpg)
睡眠モードにはかなり感動した。
早くアップデートが来て欲しい。
MacOS BigSur デザインの改革とMacの立ち位置(Arm版Mac)
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/apple_macos-bigsur_redesignedapps_06222020-919x601.jpg)
まずはこちらの記事を読んで欲しい。
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/wwdc2020-macos-300x170.jpg)
まあ、色々と書いたから、一言で言うと、「Macの立ち位置の変化」だ。
今までのMacは、クリエイター向けの感じが強かったと思う。
Apple silicon搭載Macで、どこまで変化できるか。
今から楽しみだ。
あとがき 10年後を感じるWWDC
毎年そうなのだが、WWDCは未来を感じるイベントだと思う。
ただ、今年は未来というより「10年後のApple」を感じるイベントのようだと感じた。
ちょうどWWDCと同じ日、日本のスパコン「富嶽」が世界一の称号を獲得した。
富嶽もArmアーキテクチャのCPUだ。
これからの時代、どうなっていくのか、期待したい。
![](https://digitalgadged-club.com/wp-content/uploads/2020/07/9896921A-7098-4D9C-B7D9-FFDE86E6E56C.jpg)
ちなみに、うちの母ちゃんもブログをやっています。
今回、WWDCに関して記事を作ったようなのですが、ガジェットオタクにはない視点で面白かったです。
よければ、読んでみてください。
![](https://mummaigo.com/wp-content/uploads/2020/07/WWDC2020-3.jpg)