色々な機能が発表されたWWDC 2020
今回はiOSについて、個人的に気になった部分を紹介しようと思う。
それでは、行ってみよ〜
ホーム画面にウィジェット表示
まずは、ホーム画面でウィジェット表示ができるようになった。
今までAppleは、ホーム画面にアプリ以外を表示させることを極端に嫌っていた。
Androidでは一般的なウィジェットさえも。
シンプルな画面に、全てのアプリを表示させるスタイルのまま13年。
今回、そのスタイルを破るのだから、大きな変化だとは思うのだが・・・
如何せんAndroidでは一般的な機能だけに、世間からは今更感が強いような印象だ。
ただ個人的には、ドコモのひつじが闊歩するAndroidスマホが印象に残っているだけに、Appleの変化は不安と期待が大きい。
Appleが初めて使うと決めたのだから、おそらく重くはならないと思うが・・・
早く実物を触ってみたいものだ。
Apple library機能搭載 ではなくアプリを隠すことが可能に。
何気に触れられていないのだが、Apple libraryよりもこちらの方が実生活に近いと思う。
今まで、iPhoneのホーム画面は、すべてのアプリをホーム画面に集約させるものだった。
確かにシンプルでいいし、13年前なら洗練されたシステムだったのだろうが、如何せんアプリが増えてきた。
音楽,ゲーム,動画配信サービスなどの娯楽系ならともかく、銀行,ポイントカード,ショッピング,地方のスーパーのアプリまで。
流石にホーム画面だけでは、管理できなくなってきた。
わたしの家族も。父母祖父母みんな管理ができずてんてこまいになっている。
(わたしはフォルダに入れて、Spotlight検索で対処していたのだが、4人には難しかったようだ。)
今回、ようやくそれが解消されるようで一安心だ。
ただ、心配もある。
どのアプリをインストールしたのか、普段からわかるのが全アプリ表示のメリットなのだが、今後は少し迷いそうだ。
セキュリティの観点からも、どのような対策をとるか、期待したい。
一応Apple libraryについて解説すると、「アプリを自動的に、種類ごとにまとめて管理する機能」のこと
重要なのは、自動で管理、と言う点。
これなら、複雑な知識や、めんどくさい作業もなし。
あとは、どこまで正確に分類できるか、楽しみだ。
App Clipでミニアプリを瞬時に利用
目新しい機能としては、App Clipも良いと思う。
なんと言うか、「みんなが想像したことはあるけど、実現できそうになかった物」そんな印象。
実際、アプリをインストールしなければいけないものなのだろうが、個人的には想像が広がるいい機能だと思う。
例えば、Starbucksではスターバックスカードと言う、自前のカードがあるのだが、これがめんどくさい。
物理カードを使うまいと思うと、バーコード方式しかなく、いちいちアプリを開かなければいけなかった。
(Androidの場合、おサイフケータイがあるのだが。)
しかし、App Clipなら、NFCチップなどがあるだけで、アプリを開くことなく、支払いが完了する。
(実際、デモ映像でも似たような使い方をしていた。)
他にもポイントカードなどもできそうだし、やろうと思えばATMなどにも導入できるかもしれない。
是非とも、各サービスには開発してもらいたい機能だ。
Siriのデザイン変更,翻訳機能,etc
他にも変更点はある。いくつかあげると
- Siriのデザイン変更
- 翻訳機能の追加
- CarKey(文字通り車の鍵)
- セキュリティの強化など
などなど
細かいものから、日本には関係のないものまで、いろいろあった。
詳しくはこのホームページを見て欲しい。
あとがき 生活に密着しているiPhoneならでは
多くのApple製品は、プロやマニア向けの物が多いと思う。
iPadやMacなどは、その代表例だろう。
しかし、iPhoneが世に出て10年以上。
スマホは普及し、もはやスマホでのサービスは当たり前。
そのような感覚が、あると思う。
スマホは生活の一部である。
そう思わせるアップデートだったと感じる。