Chromium系神サブブラウザ「SideKick」レビュー

最近、多種多様なブラウザがリリースされている。

実際、ブラウザはどれを入れても一緒と思っている人も多いだろう。

ただ、最近これ入れとけばOKというブラウザを見つけた。

それが今回紹介する「Sidekick」だ。

最初に：今回紹介するもの「Sidekick」

今回紹介するものはこちら

ちなみに、Pro版との違いは、後述するアプリの登録数と複数アカウントの登録が一番大きいだろう。

私も、Pro版を登録するきっかけとなったのは、ここだ。

メリット：仕事、学業特化のサブブラウザ

このブラウザの主なメリットは次の3点だ。

複数のWEBアプリが使える

これは、私のsidekickの画面だが見て貰えばわかると思う。

様々なアプリを１クリックで起動できる。

また、実際にアプリのような挙動をするのも特徴だ。

実施に動かしている様子はこうだ。

このように、さらっと動かすことができるのだ。

一例として、私が入れているアプリを挙げると

となっている．

ソフトをインストールすれば、ほとんどのサービスが動くがブラウザ版でも十分動く。

特にクラウドストレージは、iCloudをバックアップ用に使っているが、保存用にはDropboxをよく使っている。

しかし、Dorpboxをインストールすると、勝手にPCにデータをダウンロードしてしまうため、PCのSSD容量が足りなくなったことがあった。

このような悲劇を回避するためにも、ブラウザ版を使っている。

そんなわけで、多くのサービスをブラウザ版で動かしているのだが、これがたくさんのアプリが入るのだ。無料版では１０種類だけだが、有料版なら無制限で入る。

しかも、URLがわかっていれば、どんなサイトもアプリ化できてしまう。

Paperopileなどはあまりメジャーなサービスではないので、かなり便利だった。

Chromeの拡張機能がそのまま使える

このブラウザはChromiumがベースに使われている。

（まあ、最近のブラウザはほぼChromiumベースだが）

これにより、Chromeの拡張機能がそのまま使えるのだ。

私が入れている拡張機能は

の二つだ。

1Passwordはパスワード保管アプリ、Paperpile Extensionは論文管理サービスのPaperpileで論文をダウンロードする拡張機能だ。

自分がChromeで使っている拡張機能がそのまま使えるのは、乗り換えがしやすく便利だ。

Ad blockerが標準機能でついてる&動作が軽い

Ad blocker自体は、拡張機能なので実装できるが、SidKickでは標準でついている。

標準でついていることから、ブラウザ本体との相性を抜群だ。

特に、Googleスカラーで論文検索をする時には広告がなくて快適に探せるのがいい。

また、アプリを動かす際にAd blockerが邪魔になることもあると思う。

ただ、今現在私の環境下では特にないので大丈夫だと思う。

さらに、Ad blockerを使っているのもあるだろうが、このブラウザはかなり軽い仕様になっている。

実際に、TeamsなんかはSafariや Chromeで開くときは１分くらいかかっていたが、Sidkickでは１５秒くらいで開いてくれる。

縦横無尽に検索をするときや、動画再生などには少々不向きだが、仕事や学業のアプリを動かす分には最適なブラウザと言えるだろう。

デメリット：（値段が）高い！

このブラウザ唯一にして最大の欠点が値段の高さだ。

無料版を使えばいいのだが、アプリを11個以上使おうとすると有料版になる。

また、アプリ１つに複数アカウントがあっても、有料版が必要になってくる。

そんな有料版の値段はなんと、月額12ドル！

正直に言えば、ブラウザにこの値段を出すのはかなり迷う。

出しても惜しくないクオリティとはいえ、いくらなんでも高すぎだ。

1桁ドルくらいに抑えた方がいいと思うが・・・

まあ、アメリカのインフレ具合は凄まじいというし、仕方ないことだろう。

私は、解約してしまったが、最近契約し直そうか悩んでいる。

やっぱり、アプリ10個はきついんだよなぁ

結論：仕事、学業で使うなら有料版を検討！そんな神ブラウザ

ぶっちゃけ、もしサイト閲覧くらいしかしないならこのブラウザはいらない。

あくまで、仕事や学業に使うなら検討するくらいのニッチなブラウザだ。

それでも、個人的には有料版にしようか悩んでいるし、ひとまず無料版でいいからインストールしてみてほしい。

かなり便利なことは、保証する。